プロミス 過払い金の和解交渉

執筆: 司法書士 相澤 剛 更新

2015年現在プロミスは過払い金を返して下さいと言ってもすんなり返してくれず、和解交渉により返してもらうのが現状です。

図:プロミス過払い金の和解交渉

プロミスから取引履歴を取り寄せ、これを引き直し計算すると、プロミスの過払い金がいくらなのか確定します。実際ここまでの作業は、プロミスに電話する勇気があって、簡単な入力作業を2~3時間程度出来る方であればそんなに難しいことではないと思われます。
最近は当事務所の計算システム等を利用されて過払い金の計算は出来たが、その後自分でプロミスと和解交渉してみたがうまくいかなかったり、計算はしたがその後どうすればいいかで面倒になりご依頼される方も多いです。

過払い金請求は、弁護士や司法書士に手続きを依頼してしまえば、これら過払い金の計算から返還交渉まですべてお任せになりますが、専門家に頼むメリットはこの過払い金の返還交渉から実際に過払い金を回収する部分にメリットがあります。
なお、通常弁護士や司法書士に依頼すると、過払い報酬その他費用として、返金額の2割~3割程度がかかります。

プロミス過払い金和解交渉の現状

2015年現在任意交渉での満額和解は困難。
しかし裁判による徹底的な交渉をすれば、満額和解は容易。

■任意交渉 = 裁判せず話し合いによる交渉のみ

  • 本人(個人)での交渉
    過払い金元本の3割~5割程度
  • 弁護士・司法書士による交渉
    過払い金元本の5割~8割程度

※段取りよく交渉できる事務所であれば、ご依頼から2~3カ月前後での回収になるようです。

■裁判交渉 = 訴訟を提起した上での過払い交渉

  • 本人(個人)での交渉
    過払い金元本の5割~10割程度
    (過払い利息5%含む)
  • 弁護士・司法書士による交渉
    過払い金元本の9割~10割程度
    (過払い利息5%含む)

※段取りよく裁判できる事務所であれば、ご依頼から6ヶ月前後での回収になるようです。

裁判所でのプロミス対応

  • 特に争点がない取引であれば、2~3回裁判所で争うことにより満額回収は比較的容易。
  • 契約当初がプロミスではなく、旧クオークローン(現クラヴィス)からの「切替契約」や「債権譲渡」によりプロミスとなった取引からの過払い金請求に関しては、スムーズに和解に至らないケースがあります。

プロミスの過払い和解交渉の流れ

プロミスの過払い和解交渉の流れ

引き直し計算によって確定した過払い金を実際に請求するには、いくつか方法があります。特にこれといって手順が決まっているものではなく、いきなりプロミスの取引履歴に記載のあるお問い合わせ先(プロミス管理部)に電話で、過払いが○○円あるのですけど・・返してくれますか?でもいいわけですが、そこはある程度の手順に沿った方が、お互いにスムーズですので、以下参考までに一般的な過払い金請求の流れを説明します。

通常は、プロミスへ過払い金の請求書を送付し、その後電話で和解交渉という流れが一般的です。
請求書の書き方や雛型等など決まりはないので、お好きな書式でよいでしょう。
弁護士・司法書士からの請求書であればプロミスも通常はほっとくことは出来ませんが、本人(個人)からの請求書を送っても返事が来ない場合もあるようですので、とりあえずは請求書を送り請求する意思がある旨伝え、2週間ほどで連絡がなければ、積極的にプロミスにTELし和解交渉してみると良いでしょう。

プロミスとの任意交渉or裁判交渉どっちがいいか

任意(示談)での和解交渉 裁判での和解交渉
プロミスと話し合いによる解決 プロミスと話し合いの条件では納得できず、裁判をして争う解決

これは、特にどっちがいいということはありませんが、ご自身で請求する場合や弁護士や司法書士が請求する場合もそうですが、どこまで過払い金を回収したいかによって決まってくると思います。
例えば過払い金の請求額が100万円あった場合に、請求書のやり取りでスムーズに100万円プロミスが返金してくれるなら問題ありませんが、通常は半分くらいでなんとかなりませんか?などと、100万円過払い金が発生しているのは認めるので、返さないつもりではないのですが、ほいほい全額返していると倒産してしまうので、減額してほしい(簡単に言うと値切ってくる)ということになります。
数年前のプロミスでしたら、請求書だけで全額スムーズに返してくれている時代もあったようですが、現在では減額しての交渉になるのが一般的です。

過払い裁判交渉とは?

プロミスとの任意の和解交渉(話し合い)では、条件が合わない場合、最終的には過払い金の返還について裁判所で争うことになります。
最近は、プロミスとの過払い和解交渉に関するリアルタイムな情報がネットで見れたりも出来るので、ある程度の回収目安やプロミスの対応も分かってくると思います。後は個人で請求する場合も専門家で請求する場合もどこまで回収するか(1円も負けず満額回収するのか)を決めて和解交渉に臨んで下さい。

裁判と聞くと一般の方はなんかおおごとだな・・と思われるでしょうが、こと過払い金請求の裁判はある程度単純なものではあります。そのため我々専門家からすれば、そんなに難しいことではないので、個人でも請求できないこともないと思ってしまいますが、ある程度の知識は必要になってくるので、ご自身で裁判をして見ようと思う方は、いろいろな情報を収集しつつ、請求すると良いでしょう。

個人でのプロミス和解交渉は慎重に!

不利な条件での和解になってしまうケースがあるので注意!
いざとなれば迷わず専門家(弁護士・司法書士)へご相談ください。

プロミスから取引履歴を取り寄せ、これを引き直し計算すると、プロミスの過払い金がいくらなのか確定します。実際ここまでの作業は、業者に電話する勇気があって、簡単な入力作業を2~3時間程度出来る方であればそんなに難しいことではないと思われます。

ここまでの説明を読んでみると、自分でも簡単に過払い金を返してもらえるかな?と思いがちですが、実際はプロミス側も過払い金請求に関しては交渉のプロですのでご注意ください。

プロミスとの和解交渉が上手くいかなかったら、迷わず専門家(弁護士・司法書士)へのご相談をご検討下さい。通常弁護士や司法書士に依頼すると、過払い報酬その他費用として、返金額の2割~3割程度がかかります。

なお、現在法律で個人に代わって和解交渉できる専門家は、弁護士・司法書士のみとなっています。その他の専門家と名のる者は違法業者ですので、ご注意ください。

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