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原案:司法書士 相澤 剛 更新
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2021年3月現在
過払い金 × キーワード大辞典
弁護士・司法書士業界でこと過払い金請求の分野では超有名な司法書士あいきんくんが、Google検索に出てくる予測変換キーワードに対する答えをユーザー目線で上から順番に答えまくるシリーズ!
2021年3月現在 「過払い金 × ブラックリスト」で多く検索されてるキーワードを見ていこう!
過払い金を請求するときに気になっている人が多いのが、ブラックリストに載ってしまうのかどうか、ということ。
また載ってしまったらどうなるのか、ということも気がかりになっている人が多いみたいだね。
過払い金とブラックリストの関係について紹介していくよ!
では「過払い金 ブラックリスト」について。
気になるキーワードをサクサクっと調べちゃおう!
過払い金請求をするとブラックリストに載ってしまって、それが原因でカードが使えなくなってしまうと思っている人が多いみたいだね。
Q:過払い金請求をすると、ブラックリストに載ってしまうの?
A:それは事実無根のウソ!ブラックリストには載らないよ。
Q:じゃあカードが使えなくなるっていうのもウソ?
A:これはちょっと正しい!過払い金請求したカードは失効してしまう。
Q:過払い金請求しなかったカードには影響ないの?
A:それはない!だから安心して過払い金請求していいんだ。
そもそもの話なんだけど、ブラックリストというのは借金が返せなかった時とかに載ってしまうものであって、過払い金請求とは何の関係もないものなんだ。
ただ、これまで過払い金請求をしたカードについては、そこで一旦契約満了という形になるから、失効はしてしまう。
この事実がねじれて、過払い金請求するとブラックリストに載って、カードが使えなくなるって誤解されちゃってるのかもしれないね。
ブラックリストに載ることの恐怖として、その後の審査に影響してしまうのではないか、というものが挙げられる。
実際、過払い金請求をしたらその後の審査にどんな影響がでるのかな。
Q:ブラックリストに載ると、審査に影響が出てしまう?
A:これは間違いなく出る!ブラックリストに載ってる間は通らないだろうね。
Q:じゃあ過払い金請求しない方が色々便利なんじゃ…
A:そこが大きな間違い!過払い金請求をしてもブラックリストには載らない。
Q:ブラックリストってどんな時に載るものなの?
A:簡単に言えば、借金が返せなかった時。そこだけ心配していればいいよ。
ブラックリストというのは、ざっくばらんに言ってしまえば「この人、ちゃんと借金返せてないですよ」という情報のようなもの。
だからブラックリストに載ってしまっていると、審査が通りにくくなってしまうのは仕方のないことだろうね。
でも、過払い金請求とブラックリストははっきり言って完全に無関係。
過払い金請求をしたからブラックリストに載ってしまうなんてことは絶対にないよ。
これから住宅ローンを申し込もうと思っている人も、既に申し込んでいる人も、ブラックリストに載ると良くないことになってしまうんじゃないか、と不安に感じているケースが多いみたい。
Q:ブラックリストに載ると住宅ローンに影響は出る?
A:これから申し込む場合は影響が出る。既に審査を終えている人なら関係ない
Q:じゃあ住宅ローンの審査を終えてから、過払い金請求はした方が良い?
A:過払い金請求をしてもブラックリストに載ることはないから心配しないで。
Q:本当に過払い金請求をしてもブラックリストには載らないの?
A:本当に載らない!もし載ると言ってる情報を見たら、それはウソだよ。
住宅ローンの審査については、ブラックリストに載ってると通らなくなってしまうこともある。
むしろ通らない確率の方が圧倒的に高いだろうね。
でも過払い金請求をしてもブラックリストに載るものじゃないし、むしろ返ってきたお金を頭金にすれば、審査も通りやすくなるんじゃないかな。
ブラックリストとは具体的に何のことを言っているのか、正確に分かっていない人も多いみたいだね。
改めて説明しておこう。
Q:そもそもブラックリストって何?
A:正確には信用情報と言って、そこにネガティブ情報が載ることを指す言葉だよ。
Q:ネガティブな情報って例えばどんなの?
A:例えば返済が遅れたり、返せなかったりした情報だね。
Q:過払い金請求をすると、ブラックリストになってしまうの?
A:過払い金請求はネガティブ情報じゃないから、ブラックリストにはならないよ。
クレジットカードを作ったり、カードローンを使ったりすると、自分の情報が信用情報機関というところのリストに登録されることになる。
ここで、借金を延滞みたいなネガティブなことをしてしまうと、それが事故情報として登録されてしまうんだ。
これがいわゆるブラックリストに載った状態ということだね。
でも過払い金請求はネガティブなことには含まれない。
だから当然ブラックリストに載ることもないし、信用情報に傷がつくこともないんだよ。
ブラックリストに載ると、日常生活に大きな影響が出てしまうと思っている人が多いみたい。
実際のところはどうなのかな?
Q:ブラックリストに載るとどうなってしまうの?
A:新しくローンを組んだり、クレカを作ったりがしばらくできなくなる。
Q:それ以外にも色々と影響があるんでしょ?
A:はっきり言ってない。普通に現金で買い物もできるし、生活に不便はないよ。
Q:じゃあブラックリストってそんなに怖がる必要はないの?
A:載らないに越したことはないけど、気にしすぎる必要もないと思うよ。
ブラックリストに載るということは、お金に対する信用を失ってしまうということ。
言葉だけ聞くと怖いイメージだけど、実際は現金で買い物もできるし、それによって職が失われてしまう、みたいなことは基本ないんだ。
過払い金請求をしてもブラックリストに載ることもないし、みんな名前だけ聞いて怖がりすぎなんだよね。
ブラックリストに一度でも載ってしまうと、今後一生お金が借りられなくなると思っている人も少なくないんじゃないかな。
Q:ブラックリストに時効はあるの?
A:自己破産を除き、一般的には5年で時効になると言われている。
Q:じゃあ5年間しっかり生活すれば、信用情報は回復する?
A:返済する能力が身につけば信用情報は回復するね。長いように感じるけど、意外とあっという間さ。
Q:でも5年間ずっとカードが使えないのは厳しいな…。
A:デビットカードとかなら、ブラックリストに載ってても持てるはずだよ。
ブラックリストは自己破産を除き5年たてば信用情報が回復し、事故情報は無くなると言われている。
もちろん、その5年の間にまた何かしらのお金の不手際をしてしまったらその限りではないけど、いずれ信用が回復するとわかっていれば、ちょっとは安心できるかな。
ブラックリストに載っててもデビットカードとかなら作れるはずだし、そこまで生活に影響は出ないはずだよ。
過払い金請求とブラックリストの関係について解説してきたよ。
何度も言うけど、過払い金請求とブラックリストは完全に無関係。
過払い金請求したからブラックリストに載ってしまって、その後の生活が不便になる、なんてことは一切ないから安心して。
逆に過払い金請求のことで「ブラックリストが…」なんて言ってるところは完全にウソだから、騙されないように気をつけよう!