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原案:: 司法書士 相澤 剛 更新
こちらは、イオン過バライ金請求についてあいきんくんがぶっちゃけながら解説するコンテンツだよ。
イオンの過バライ金はどれくらい戻る? 入金はいつくらい? デメリットは?
これら気になる情報について本音をどんどん言っていくよ!
この口調からわかる通り、子どもでも理解できるやさしい解説がこのコンテンツの売りだから、少しでもわかりやすい解説を希望する方にはおすすめだよ!
あいきんくんのぶっちゃけ イオン編
過バライ金がどれくらい戻ってくるのか?
おそらくみんなが一番知りたい情報じゃないのかな?
過バライ金が戻ってきそうな割合って、だいたいどの業者も検討がつくんだ。
これまでの実績や相手の出方、方針などを探ればね。
イオンもそうだよ。
これから紹介するイオンの過バライ金対応は、イオングループのクレジットカードという属性が大きく関係しているんだ。
過バライ金は返還しなさい、と最高裁が貸金業者に命令を下した。
まともな会社であれば、これにしたがうしかないよね?
「しょうがないなー、納得いかないけど、守らないとこの国で企業活動やっていけないからなー」としぶしぶ返金に応じるようになったのが、過バライ金請求のはじまり。
イオンはじめ、どの業者も「返せるものならとっとと返して」本業である融資ビジネスに集中したいのが本音だと思う。
だから、資金的に余裕のあるメガバンク系や大企業グループは、返金に前向きだし、訴訟をなるべく避けたい思惑も透けて見える。
イオンも、そんな「穏便に済ませたい」業者のひとつだということは、これまで何回も交渉して感じたことだよ。
イオングループという大きな資本がバックにある以上、こちらの言い分を丸のみして全額返金することも珍しくない。
しかも裁判なしでそれをやってくれる。
おそらく長引く争いは嫌なんだろうね。
というわけで、イオンはすばらしく前向きに対応してくれる業者!
依頼者にとって、どんな事務所に過バライ金の交渉を任せるかはとても大事な問題だよね。
どんな方針で交渉するかというのは、事務所がそれぞれに決めることだからね。
何が何でも全額回収! 言うこと聞かないところは出ること出ましょ、的な事務所もあれば、
業者との関係を重視してあまり争わない立場をとる事務所もある。
あいきんくんのところは、円満解決がモットー!
基本的に全額回収を目指す方針だけど、最終的には全体を見て総合的にもっともよいと思われる方法を選択。
たとえ過バライ金をたっぷり返してもらえたとしても、裁判でドロドロに争う展開とかは誰も喜ばないよね?
そこまでしなくてもいい、という依頼者も、結構多い。
事務所も、依頼者の方も、最後は笑って気持ちよく終われる方法がベストだと思うし、それを実現するためにも「円満解決」という方針が必要なんだ。
この方針を理解してくれるという方、ご相談・ご依頼待ってるよ~
イオンに過バライ金請求して、一体どれくらいで戻ってくるんだろうね?
2021年1月1日に依頼した場合は?
ちなみに過バライ金請求の手続きは、こんなステップで進むよ!
時系列を追っていくと、こんな感じ。
裁判なし | 裁判あり | |
---|---|---|
依頼日 | 1月1日 | |
調査完了日 | 3月5日 | |
結果報告日 | 3月6日 | |
和解成立日 | 3月21日 | 4月25日 |
入金日 | 7月18日 | 6月31日 |
それぞれの手続きでは何をするか、解説していくよ~
2007年以前にイオンと取引があった方のご相談を受け付けるよ。
相談ないし診断の入口は、「電話」「WEB」「LINE」の3つのうちどれか。
最近は手軽なLINEが人気かな?
相談をきっかけに、過バライ金が出そうかを「診断」する流れ。
この診断では、イオンといつ頃取引があったか、どれくらい借りていたか、そんな大まかな情報があるだけでOK。
診断結果で「過バライ金あり」となれば、調査を進めていくよ。
ここからは基本、お任せでみんなは報告を待っているだけになるよ。
この調査で必要になるのは「取引履歴」。
イオンに履歴の開示を請求すると、約2ヶ月で取引内容を記した書類が送られてくる。
この開示にかかる時間は、他の業者に比べてちょっと遅い感じ。
少し待ってもらうことになるけど、正確に計算してお見積もりを出すから待っていてね~
お見積もりで提示した数字を条件として、イオン担当と交渉開始。
まずは「○○円の返還をお願いします」と書いた請求書を送付。
そこから電話でどれくらいの金額だと和解できるか、いつまでに入金できるかといった内容について話し合い。
先方の言い分を聞きつつ、こちら側の要求もしっかりと伝えていく。
訴訟提起の場合、スケジュールは裁判期日に沿って進められる。
どちらの方法でも、どこかでイオンと和解できそうなタイミングが訪れるから、ここで依頼者に「○○円で和解できそうですがどうしますか?」と連絡。
依頼者が納得できれば、めでたく和解、という流れ。
和解成立後、イオンから返還された過バライ金は、当事務所に一旦振り込まれる。
そこで報酬を差し引いて、依頼者の指定口座に入金。
電話交渉の場合、和解成立から入金日まではだいたい4ヶ月。
訴訟提起の場合は、だいたい2ヶ月。
正式な入金日についてもきちんと連絡するから安心してね。
まず、よく言われるブラックリストのデメリット。
これは完済した人は考えなくていいよ! 純粋な過バライ金請求になるわけだから。
返済中の人は少し気にしたほうがいいかも?
イオンカードは現在イオン銀行のカードになっていて、過払い金を請求するのはイオンクレジットサービスという別の会社なんだ。
だから過払い金を回収してもイオンのカードはそのまま利用できる場合もある。
ただしイオン銀行のカード利用で返済が遅れていたりすると、過払い金と相殺されて、ブラックリスト以外にも、イオンカードが利用できなくなったり、クレジット払いができなくなったりする点には注意が必要。
どんな人がデメリットになりやすいか、具体的なシチュエーションを考えてみよう。
イオン利用歴がだいぶ長い借田さんは、2005~2015年までキャッシング利用していました。
時期的に過バライ金も出る状態(2005~2007年)。
2015年に一度完済するも、2年後にまたちょくちょくショッピングリボ払いでイオンカードを利用するようになるなど、何かとイオンと縁の深い関係が続いています。
今のところショッピングメインですが、インターネットと電気・ガス・水道などの公共料金支払いもイオンカードで決済。
利用すればするほど貯まるポイントも魅力的で、貯まったポイントで欲しかったバッグと交換したこともあります。
やはりクレジットカードは何かと便利。
もはやイオンカードと一心同体といっていいくらい、借田さんは重宝していました。
そんなところへ、ふとインターネットで目にした過バライ金請求の広告。
「払い過ぎた利息が戻ってきますよ」のフレーズにピンと来て、むかしガッツリ借りて返していた遠い日々を思い出します。
完済したとき請求を考えたものの、ちょうど仕事がバタバタしていたタイミングだったので、気がつけば日々の生活に追われて歳月だけが流れていました。
「よし、請求しよう!」と思って現在のイオンの利用状況を振り返ってみると、ショッピングの返済は残っているわ、ポイントは貯まっているわ、インターネットやら公共料金やらの支払いが残っているわで、もはやイオンが体の一部であるかのように今さらながら気づく始末です。
ネットで調べてみると、現在の状況は「返済中」の身。
ブラックリストへの影響は十分考えられる。
さてどうしたものかと困った借田さんなのでした。
あえて極端な例を出してみたけど、ここまで偏った利用の仕方をしてはじめてデメリットと感じるような事態になるのかもね。
上記の借田さんの場合、そんなにたくさんの過バライ金が戻ってくるわけじゃなさそうだから、このタイミングであえて請求しなくてもいい、という判断は十分成り立つんじゃないかな?
これがもっとグレーゾーン期間中の取引年数が長くて過バライ金がたくさん戻ってきそうな状況だと、借金分も一掃できるから、請求するだけの価値はありそうと判断できる。
最近(2020年現在)はまた世界不況とか何とかで景気も落ち込みそうだし、急にお金が必要になってくるケースも考えられる。
職も失って明日の生活費もままならないとなれば、ポイントとかブラックリストとか言っている場合じゃない、となってもおかしくないからね。
こんなふうに、過バライ金請求がメリットになるか、デメリットになるかは、その時々の利用状況やタイミングで決まると言えるかもね。
まとめると、イオンカードを利用中の方は手続きによる利用停止やブラックリストへの影響に注意が必要。
イオンカード使えなくなってもいい、ブラックリストに載っても問題ない、という方は、そのまま請求するのもありだと思うよ!