※裁判なしの場合
※裁判なしの場合
執筆: 司法書士 相澤 剛 更新
大手デパート丸井(マルイ)のため、倒産リスクも少ないエポスカード。
個人の過払い請求には渋い対応が特徴、一方弁護士・司法書士にはスムーズ。
エポスのキャッシング金利は、2007年3月15日まで27%と高かった。
そのため、この時期以前にキャッシングしていた方は過払い金発生の可能性が高い。
なお、ショッピングリボは返金対象ではありません。
エポスは「回収率」「返金期間」いずれも好条件、かつ相澤法務事務所の手数料はリーズナブル&スピード解決であるため、自信をもってお受けすることのできる業者です。
■目次
回収率の目安
元本満額(100%)の○○%返還されているか。
弁護士・司法書士が交渉すると全額回収の可能性が高い。
回収期間の目安
相談を受任してから実際にお金が戻ってくるまで。
過払い利息(+α部分)
過払い金発生時から年5%の利息を付けて回収できる場合があります。
過払い元金が60万円発生で完済から5年経過していると、単純計算でも3万×5年で15万円。
エポス過払い対応は返還率を含め数ある業者の中でもよく、取引データ(※契約内容が示された書類)の開示もスムーズです。
なお、エポスカードは、他の業者と比較し相澤法務事務所の過払い金請求の回収方針をご理解いただき、「過払い元金ベースでは早期返還」「入金日を延ばすことにより過払い利息5%までの返還」と裁判をせずに満額対応してくれる良心的な業者の1つです。
一方、個人の過払い金請求には厳しく、大変わかりにくい資料を送付、和解基準も5割程度を上限としている傾向があるようです。自分で請求してうまくいかない場合は専門家の無料相談を利用して下さい。
(例)2019年12月1日にエポス過払い金相談を受任した場合をイメージ
ご依頼~調査 | 裁判なし (スピード回収) |
裁判なし (じっくり回収) |
---|---|---|
12月1日 | 事前調査or来所相談(手続きスタート) | |
12月25日 | エポス過払い金「調査完了報告」 「例:元本100万円/利息30万円(年5%)」 争点予想:分断日・遅延損害金・過払い利息 |
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12月26日 | <回収方法をご選択> スピード回収:元本満額 じっくり回収:元本満額+利息満額 |
交渉~入金 | エポスへ 「請求書」発送 |
エポスへ 「請求書」発送 |
---|---|---|
1月21日 | エポスと 「和解成立」 返還額 100万円 入金日 2月28日 「和解内容」を報告(入金待ち) |
エポスと 「和解成立」 返還額 130万円 入金日 6月30日 「和解内容」を報告(入金待ち) |
2月28日 | エポスより 「入金確認」 依頼人へ「82万円」振込み (報酬18%のみ) |
|
6月30日 | ![]() |
エポスより 「入金確認」 依頼人へ「106万6,000円」振込み (報酬18%のみ) |
2019年12月1日に相澤法務事務所へエポス過払い金請求を依頼。
即日エポスへ受任通知(依頼を受けた旨の通知)を発送後エポス過払い金の調査開始。
調査通知:エポスへまずは過払い金を調査したい旨の通知(事前調査希望の方)
受任通知:エポスへ正式に手続きを受任した旨の通知
→以後はお任せで、依頼人は報告を待っているだけです。
約3週間でエポスより取引履歴(エポス取引内容が一覧になった書類)が開示。
約1週間で計算の結果「元本100万円(ほか利息30万円)」エポス過払い金発生を報告。
→速やかに調査結果を報告します。
請求書発送から3週間程度でエポスから和解提案がきます。
エポスは過払い利息に対しても柔軟な対応をしてくれるため、現在訴訟なしでスムーズな解決に至っています。
過払い金元金満額なら1か月後に返金
過払い金元金満額+利息満額なら5ヶ月後に返金
※なお、ショッピング利用分(公共料金・ネットプロバイダ・直近の買い物利用などリボ払い)が残っているケースでは、売り上げの確定に2~3ヶ月かかるため、手続きが遅いことがあります。
エポス過払い金は、まず当事務所に返還されます。
成功報酬を引いた差額を依頼人指定の銀行口座に振込にて返金。
※原則即日に返金処理。遅くても3営業日以内を目安に返金します。
※数社のご依頼がある場合には、戻ってきた業者ごとに順次返金します。
最後に「業務報告書」「エポス取引履歴原本」「エポス和解書原本」「報酬の領収書」など完了書類一式を郵送またはご来所にて返却し無事手続き完了。
エポス過払い金2019年12月までの最新の和解データを基に、実際の返還金額や平均値また解決するまでの期間を業務の進捗段階ごとに紹介。
<履歴取得の期間(2019年12月最新)>
取引履歴開示まで | 平均20日 ※エポスから調査履歴が開示されます |
---|
※エポスは取引履歴の開示が速いです。
<最新解決実績(2019年12月) ※入金日ベースで試算>
受任日 | 和解日 | 入金日 | 返還金額 |
---|---|---|---|
9月13日 (スピード) |
10月31日 |
12月16日 |
45万円 |
9月2日 (スピード) |
11月7日 |
12月16日 |
99万円 |
5月24日 (じっくり) |
7月10日 |
12月30日 |
108万円 |
エポス過払い金返還請求をすることにより、請求したエポスカードが利用できなくなります。
なお、完済後の手続きであれば他社のクレジットカード等への影響はありません。
1 完済後であれば信用情報(ブラックリスト)に影響なし
借金返済後であれば信用情報(いわゆるブラックリスト)に影響はありません。
キャッシングやショッピングリボの残債が残っている状態で手続きすると影響が出る可能性がありますので、きちっと完済しているかを改めてご確認ください。
2 丸井(マルイ)やゼロファーストの請求先
丸井(マルイ)やゼロファーストも過払い金の対象です。窓口は現在合併の影響によりエポスが過払い金返還請求となっています。
3 スルガ銀行カードローンを利用中の場合は注意
現在スルガ銀行と保証関係となっています。エポスの手続きをするとスルガ銀行の借り入れに影響がでる可能性がありますのでご注意ください。
4 取引履歴が平成9年前後までが多い
平成9年以降の契約者には関係ありませんが、20年以上前の丸井(マルイ)時代から取引がある方は、廃棄などを理由にすべての履歴が出てきません。なお、当所では未開示部分を追求することで交渉期間が長引くことを避ける為、開示された部分の過払い金のみ請求する方針です。
5 エポス解約後、再発行はできる?
過払い金返還手続きをすると一旦解約扱いになります。その後、エポス側社内の事務処理の問題で1~2カ月空けてから申し込めば、再審査の上再発行の可能性はあるとの回答を得ています。
手数料は依頼する事務所によって異なります!
過払い金を請求する際の手数料は事務所によって大きく異なります。料金が違うということは、同じ過払い金が回収できても、お客様の手元に戻る金額が少なくなってしまうということです。また大手法律事務所の費用は高額に設定されていますのでご注意ください。
【関連】過払い金請求 手数料比較 弁護士・司法書士どっちが安い?
相澤法務事務所は「着手金なし」「成功報酬のみ」というシンプルな料金体系です。万が一過払い金が戻らなかったケースでは費用は0円ですので安心してお任せください。
相澤法務事務所へ入金(50万円) → 依頼者へ返金(41万円)
過払い金 | 50万円 |
---|---|
手数料 (18%) |
9万円 ※消費税10%だと9万9,000円 |
依頼者 | 40万1,000円 ※振込手数料は当所が負担 |
入金予定日に50万円返金された後、手数料18%(税抜)を引いた「40万1,000円」を指定の銀行口座にお振込み。エポスは入金予定日当日に返還される(数日前に入金される業者もある)傾向にあります。
返金は当日、遅くとも2~3日以内に返金
2社以上は、戻ってきた業者ごとに清算
法律事務所によっては、すべての業者が戻ってこないと清算しないケースや、入金後速やかに返金しないケースもあるのでご依頼の際にはご確認下さい。
過払い金返金対象はキャッシングであり、ショッピングリボ払い利用分には発生しません。またキャッシングが完済していてもショッピングが残っていると完済扱いではないので併せてご確認ください。
ご相談の段階で、丸井を長期間利用しているがショッピングリボのみ利用の方がいますが、この場合には過払い金は何年取引があっても発生しません。
毎月ショッピング枠よりネットプロバイダ料金や公共料金・保険料などの支払いを自動決済している場合は、ご自身で支払元へ連絡し引き落とし先を変更してください。
変更手続きが済んでいない場合(済んでいても売り上げがエポスへ上がってくる間)は、過払い金の請求ができません。そのためご自身で事前にご確認頂いてからご依頼頂くとスムーズです。
エポス取引履歴で、キャッシング取引開始が「2007年3月以前」かつ「利息が27%」を確認できたら過払い金の対象です。この27%部分の金利を利息制限法の上限金利(通常18%)にし直す作業が引き直し計算と呼ばれるものです。
再計算をすることによって実際の過払い金がいくら発生しているのか判明します。
なお、長期間取引がある方の場合、平成9年以降のデータしか出てこないため、さらに以前の過払い金返還を求める場合は「推定計算(すいていけいさん)」によって裁判交渉になるケースがあります。
ネット上で「名古屋式」など有名なソフトが無料ダウンロードできます。
ご自身にあったツールをご用意いただき、下記にある見本を参考に「年月日(取引があった日)」「ご利用額(借りた金額)」「お支払額(返済した金額)」部分に沿って、日付と金額を入力してください。
計算上、必要な情報は下記の3点です。
最終行にある残高の記載が現在の借金残額となりますので、すでに完済している方は0円になっていて、返済中の方は取得現在の借金残高が表示されています。引き直ししないと、約定金利(27.0%)での利息のままなので、過払い金は1円もありません。
この利率部分を、法定利息(原則18%)に再計算し、マイナスとなった場合が過払いの状態です。
商号 | 株式会社エポスカード |
---|---|
ブランド | エポスカード |
関連 | 丸井(マルイ) ゼロファースト スルガ銀行 エムアールアイ債権回収 |
ご依頼前に過払い金の対象なのか自身で調査することができます。
なお、通常弁護士・司法書士事務所に任せると、取引履歴取得から返還交渉まですべて代行します。
●取り寄せのながれ
STEP.1
電話にて、契約当初からの「取引履歴(とりひきりれき)」が欲しいとお伝え下さい。
STEP.2
電話にて簡単な本人確認(名前・生年月日・住所など)がされます。
※「開示請求書」という書類に必要事項を記入し取り寄せるようです。
取得理由などは「契約内容を確認したい」などとお伝えください。
STEP.3
受け取り方法の確認(自宅送付または指定店舗での直接受け取り)
【ご来店】 マルイ各店カードセンター
【ご郵送】 エポスカスタマーセンター
〒185‐0021 東京都国分寺市南町3丁目22番14号
TEL 03-3383-0101(受付時間 9:30~18:00)
※当社所定の「個人情報開示申込書」をご記入いただきますので、事前に上記までお電話でお問い合わせのうえ、手続きに関する詳細をご確認ください。
※エポス公式HPより。
エポス過払い金請求の現状として、個人には厳しい対応となっています。
以下自分で交渉する方へのポイントを紹介します。
個人交渉 | 弁護士・司法書士が交渉 | |
---|---|---|
取引履歴の見方 | 分かりにくい | 分かりやすい |
過払い金計算 | 自分でする | エポス側でする |
返還割合について | 5割程度 | ほぼ満額 |
エポスはかつての「マルイカード」で、通称“赤いカード”と呼ばれた。
拙者の忍者服と同じカラーだけに、相澤法務事務所からの請求には親切に対応してくれる。
悪いことは言わない。エポス過バライ金請求なら、相手の事情を知り尽くした当事務所に任せるべし。
過バライ金は、払った利息が高いほど高くなる。
借入限度額も同じで、高い金額を借りればその分戻りもよい。
エポスの限度額は50万円だが、最初は10万円の契約からスタートするのが一般的だ。
50万円も10万円も他のクレジットカードと比べると少ないほうで、エポスはクレジットヒストリーに合わせて限度額のランクを上げていく手堅い業者。
何が言いたいのかといえば、過バライ金が発生したとしても10万円程度の借入だったら少額になる可能性が高い、ということだ。
たとえグレーゾーン金利時代にエポスから借りていても、その期間が初回契約10万円の借入のみだったら、高額の過バライ金は期待できない。
最初から50万円を借りて、かつ3年以上の取引だとそれなりの額も期待できるが、10万円を3年間借りただけではあまり期待しないほうがいいだろう。
ところが、エポス関連のカードを使ってキャッシングしていた人は、もうひとつの丸井グループカードから過バライ金が発生するかもしれない。
それが次に説明するゼロファーストでござる。
限度額50万円に抑えていたエポス、「もっと借りたいよ」というユーザーに対してはどう説明していたのか?
ゼロファーストという、丸井のキャッシング専用カードをおすすめしていたのでござる。
ゼロファーストも限度額50万円だが、エポスと合わせれば100万円の大台に乗る。
そのスキームでキャッシングユーザーを取り込んできたわけでござる。
そしてゼロファーストも過バライ金の対象カードで、請求先はエポスでよい。
エポスとゼロファーストの金利改定日とグレーゾーン金利は次のとおり。
当時の利息 | 金利変更日 | |
---|---|---|
エポス | 27% | 2007年3月15日まで |
ゼロファースト | 27% | 2007年4月15日まで |
エポス関連でいえばもうひとつ、スルガ銀行カードローンがある。
エポス過バライ金請求しても基本、スルガ銀行カードローンに影響はないが、未済の方、滞納者はブラックリスト入りに要注意。
専門家からの請求には柔軟に対応するエポスも、個人請求に対しては厳しい。
専門家を挟まない交渉だと利息どころか元本の満額回収も難しいだろう。
しかも、取引履歴の開示も個人相手には分かりにくいものを出してきて、計算も「自分でやってください」と冷たい。
こんなふうに、個人と専門家では何から何まで異なる対応をしてくるのだ。
良心的なエポスのことだから、個人請求でもきちんと返金してくれるだろうと思ったら大間違いでござる。
では、誰にエポス過バライ金回収を頼んだらよいかといえば、手前みそになるが拙者の事務所でござる。
これだけは自信をもって言う、エポス過バライ金請求は相澤法務事務所に任せるべし。
なぜなら、裁判なしで元金も利息も返ってくるからでござる。
この好条件は、他の事務所ではなかなかないでござるよ。
拙者の話がウソか事実かは、実際に依頼してもらえれば分かるでござる。
エポス過払い金請求ナビは現在2019年版に順次ページを更新中です。
これからも最新情報を更新し続けていきますので、ご依頼の際の参考にしてください。
エポス 過払い金 リボ
マルイカードを15年、古くは丸井時代からショッピングリボで利用してきました。
5年前に完済し、記憶では100万円くらい借金していたので、自分も過払い金の対象かなと考えていました。
100万円の限度額で、取引の期間は15年。
これはもう十分、過払い金請求する権利あるだろう、と。自分のなかでは、最低でも50万円は出るとの計算だったのです。
インターネットでみつけた相澤法務事務所さんに依頼し、結果的に戻ってきたのですが、その額は17万円。
予想より低かったです・・・。
それもそのはず、私は大きな勘違いをしていたのですから。
その勘違いとは、ショッピングでは過払い金は出ないということ。私が利用していのはほとんどがショッピングで、キャッシングはほんと少し。
相澤法務事務所に調べてもらったところ、限度額20万円の少額キャッシングでした。
実は相澤法務事務所さんに頼む前に大手の無料診断を受けたのですが、そのときは15年も取引あるのなら100万円は出ますよ、といわれて、その気になったのです。
はじめから相澤法務事務所さんに頼んでいたら、こんな勘違いはしなかったのに・・・。
それにしてもここの事務所は、無料診断が的確で、計算方法やメリット・デメリットなど情報提供にも積極的。
逆に大手はキャッシングかどうかも聞いてこなかったばかりか、営業がしつこくて悪い印象しか残っていません。
相澤法務事務所さんのような誠実な事務所に依頼できて、本当によかったと思います。